はじめに
海外に住むのが初めての多くの日本人にとって、日々の生活をどう立ち上げるかは、到着後に最初に直面する最大の壁でしょう。住所の登録や銀行口座の開設といった手続きももちろん重要です。「今日何を食べるか」「どこで日用品を買うか」「荷物はどう受け取るのか」といった基本的な生活インフラを把握することが、最初の数週間をスムーズに乗り切る鍵になります。
本記事では、ヨーロッパ各国にある程度共通する、生活立ち上げ期に役立つ実践的な情報をまとめました。本記事では郵便・宅配のシステム、ドラッグストアやスーパーマーケットの種類などのポイントに焦点を当てています。(病院の受診方法や銀行口座の開設、歯科医の探し方といった、やや制度的・手続き的な内容については、別記事(其の弐)で詳しく扱う予定です)。まずは「生活を回す」ための土台づくりとして、気軽に読み進めていただければと思います。
1. 国を超えて共通している部分: セカンドハンドで物資を手に入れよう
多くの国でセカンドハンド文化が根付いており、状態の良いものを手頃な価格で手に入れることができます。特に渡欧直後は出費がかさみがちなので、うまく活用することで初期コストを大きく抑えることができます。フリマサイトやイベントを活用して個人間でやり取りをしたり、セカンドハンドのお店で中古品を安く手に入れるのはごく一般的です。また、学生寮の場合は前の入居者からの使わなくなった品々を安く(or 無料で)受け取れる仕組みが大学によってはあります。
1. 1. フリマサイトやフリマイベント
国ごとに使用頻度や主流サービスは異なりますが、日本でいうメルカリに近い存在として、Vinted、SellpyやKleinanzeigenなどのフリマアプリが広く使われています。特にドイツではKleinanzeigenが非常に一般的です。これらのアプリを通して、自転車や家具・家電など大型のものも「近所で直接受け渡し」という形が見られます。
一方、フリマイベントにあたるものとしては、個人が家の前や広場で不用品を売るフリーマーケット(蚤の市)が各国で定期的に開催されています。北欧では「LOPPIS」と呼ばれ、春〜夏にかけて地域単位で開催されることが多いのが特徴です。多くはFaceBookやInstagramで開催情報や宣伝を見付けることができます。
これらのサイトやイベントでは基本的に個人間での取引となるため、商品の状態や受け渡し方法についても事前にしっかり確認することが重要です。うまく活用すれば、生活の立ち上げに必要な物資を安価に揃えることができます。
1.2. セカンドハンドのお店
アプリやフリーマーケットだけでなく、実店舗型のセカンドハンドショップも各国に広く存在します。特に北欧では、寄付品を販売するチャリティ系ショップが充実しており、比較的状態の良い家具や衣類、食器などを手頃な価格で購入することができます。
例えば、スウェーデンでよく見かける Myrorna や Stadsmission(Stadsmissionen) は、いずれも寄付された物品を販売し、その収益を社会支援活動に充てている団体です。店内は一般的なリサイクルショップに近い雰囲気で、品揃えも幅広く、掘り出し物が見つかることもあります。
価格はフリマアプリよりやや高めな場合もありますが、その分ある程度選別・整理されているため、渡欧直後でも安心して利用しやすいのが特徴です。気軽に立ち寄って必要なものを少しずつ揃えていくには便利な選択肢の一つです。
1.3. 学生寮
3つの状況が考えられます。
- そもそも前入居者が中古を何も残していない
- 前入居者が中古をそのままその場所に残している
- 前入居者が、中古を学生寮の共有スペースに残している
ヨーロッパの多くの学生寮では、ホテルのように白物家電・棚やベットは基本備え付けですので、気にしなくてokです。自分で入手する必要があるのは寝具・食器・調理器具となります。これらは、前入居者が残している場合があるので、それらを利用することができます。しかし、共有部に残す仕組みの際には、セメスターが始まる1週間前には特に調理器具など他の入居者に取られてすっからかんの可能性があるので、2週間前に入居するのがよいでしょう。また、大学によっては前入居者の連絡先を共有してくれる場合があるので、その場合は何を残してほしいかを価格なども含めて直接交渉することができます。
1.4. 現地の日本人コミュニティーを活用する
渡欧直後は情報も土地勘も限られているため、現地の日本人コミュニティーは非常に頼りになる存在です。都市ごとにFacebookグループやWhatsApp、Slackなどで情報交換が行われていることが多く、家具や生活用品の譲渡、住居情報、各種手続きの体験談など、実用的な情報が日々共有されています。
また、帰国や引っ越しのタイミングで家具や日用品をまとめて手放す人も多く、タイミングが合えば一通りの生活用品を安価、あるいは無料で揃えられることもあります。ローカルのフリマよりもやり取りがスムーズで安心感がある点もメリットです。
もちろん最低限のマナーや配慮は必要ですが、うまく活用すれば生活立ち上げのハードルを大きく下げてくれる有力な手段の一つです。
2. 郵便事情一般
2.1 ヨーロッパの郵送事情一般
ヨーロッパの郵便事情には、日本と比べると配達の正確さや安定度にばらつきがあり、同じ配送サービスであっても配達員によって対応が大きく異なることがあります。大抵の場合は問題なく届きますが、不在票が入っていない、学生寮や集合住宅で荷物が別の建物や部屋に届けられてしまう、一日中家で待っていたのに不在扱いされて荷物を受け取れなかった、といったケースも一定数見られるため注意が必要です。また、受け取り方法は多様です。自宅受取り配送に加えて、自宅の置配配送、宅配ロッカーや集積所での受け取りも広く普及しており、状況に応じて柔軟に選択できます。また、近所の人や第三者の受取人を指定することもでき、長期休暇中に届く荷物の受け取りを、家の鍵を預けて近所の人にお願いするという文化があります。
2.2. ネット通販の環境
Amazonなどのネット通販による配送は、全体的にそれなりに安定しています。アプリや通知機能によって配送状況を把握しやすいように、追跡機能や再配達の仕組みも整備されています。例えばドイツなどでは物によってはAmazonで朝に注文した商品がその日の夕方に届きます。
ただし、例えばフィンランドのように、Amazonの拠点が国内に存在せず、実質的にはスウェーデンなど近隣国からの配送に依存しているケースもあります。このような国では送料が高くなりやすく、配送にも時間がかかるため、利用頻度自体が低くなる傾向があります。同様に、小規模な国や市場ではAmazonの展開が限定的であることもあり、各国独自の通販サイトやローカルサービスが主流となっている場合もあります。
2.3. 個人間の郵便や日本から送られてくる荷物
こちらではより慎重な対応が求められます。最大の要因は税関手続きであり、内容物や金額の申告が不十分な場合、通関に時間がかかったり、追加の手続きが必要になったりすることがあります。ドイツのように手続きが厳格な国では、日本からの発送まではスムーズな一方、国内に到着してから受け取りまでに時間(1週間〜1ヶ月)がかかるケースも少なくありません。また、関税が発生する場合には受取時に支払いが必要となり、これが配達の遅延や再配達につながることもあります。北欧ではPostiなどのサービスを通じてオンラインで手続きを行える場合もありますが、それでも事前の申告や発送者との情報共有が重要です。さらに、個人間の郵便は通販に比べて配送の標準化が進んでいないため、追跡情報が不安定になったり、受け取り方法が限定されたりすることもあります。
3. ヨーロッパ中に展開しているチェーン店
複数の国にまたがって展開しているチェーン店を把握しておくと便利です。国ごとのローカルチェーンとは別に、共通して利用できる店舗はサービスや価格帯がある程度統一されているため、初めての土地でも安心して利用できます。まずはこうした“どこでも使える基盤”を押さえておくことで、日常生活の立ち上げがスムーズになります。
3.1. 🛒 欧州共通の主要スーパーマーケット
Lidl(リドル) / Aldi(アルディ)
- 展開国: ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、スウェーデン、フィンランド、チェコ、ポーランド、オーストリア、スイスなどほぼ全域。
- 特徴: 欧州の格安スーパーチェーンで、留学生にとって活用しやすいです。
Carrefour(カルフール)
- 展開国: フランス、スペイン、イタリア、ベルギー、ポーランド、ルーマニアなど。
- 特徴: フランス発の巨大チェーン店。超大型からコンビニ型まで幅広く、特に南欧に強いです。
Spar(スパー)
- 展開国: オーストリア、スペイン、イギリス、ドイツ、ノルウェー、イタリア、中東欧諸国。
- 特徴: オーストリア最大手。国によって高級路線だったり街の商店だったりと形態が様々です。
Tesco(テスコ)
- 展開国: イギリス、アイルランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー。
- 特徴: 英系最大手。中欧でも非常に人気が高く、自社ブランドが安いです。
3.2. 💊 欧州共通の主要ドラッグストア
dm(ディーエム)
- 展開国: ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、クロアチア、スロバキアなど中東欧。
- 特徴: 欧州で広く展開していて自社ブランド(Baleaなど)が安くて高品質です。
Rossmann(ロスマン)
- 展開国: ドイツ、ポーランド、チェコ、ハンガリー、スペイン、トルコ。
- 特徴: ドイツやポーランドで広く展開しています。
Normal(ノルマール)
- 展開国: デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、オランダ、フランス、スペイン。
- 特徴: デンマーク発。有名ブランドが常に安く北欧やフランスで急拡大中です。
Boots(ブーツ)
- 展開国: イギリス、アイルランド、ノルウェー、イタリア(一部)。
- 特徴: 英系の大手。ノルウェーなど北欧の一部でも主要なドラッグストアとして機能しています。
3.3. 朝市事情
朝市(ファーマーズマーケット)とは、近郊の農家や酪農家が広場・公園に集い、一般消費者向けに安価で新鮮な食品を販売するイベントです。特に野菜類は、1週間分の量が10ユーロ程度で手に入るなど非常にお買い得です。ヨーロッパのスーパーで陳列されている袋詰めの野菜は、腐っているものもあるので、朝市でよく目を凝らし新鮮なものだけを購入すると節約になります。週末に開催されていることが多いですが、イタリアでは、どの都市でも大きいものから小さいものまで、毎日朝市が開催されています。注意点としては、こういった朝一では英語が通じないこともあり、現地語がないと難しい局面もあります。
4. 国ごとの事情まとめ
ここまでは、ヨーロッパ全体である程度共通している生活の仕組みや、渡欧直後に役立つ基本的な情報についてまとめてきました。ここからは実際に暮らす国ごとの違いや特徴に焦点を当て、それぞれの生活環境を個別に整理していきます。国によって制度や生活のしやすさ、日常の細かな慣習には差があるため、渡航先ごとのイメージを具体的につかむための参考になればと思います。
イギリス🇬🇧
🛍️ スーパー(質のランク)
イギリスのスーパーは価格帯と品揃えによってある程度序列があり、用途に応じて使い分けられています。
- Marks & Spencer(M&S):品質・プレミアム志向。価格は高めだが惣菜やスイーツの満足度が高い
- Co-op / Sainsbury’s:中間層。日常使いしやすくバランスが良い
- Tesco:店舗数が多く標準的なスーパー。価格帯も幅広い
- Lidl:最も安価で学生の定番。必要最低限を安く揃えるのに向いている
どのスーパーも基本的に日曜日も営業しており、生活リズムに大きな制約はありません。
💰 スーパー(安さの比較)
価格重視で見ると以下の順になります。
- Lidl > Tesco / Sainsbury’s > Co-op > Marks & Spencer
特にLidlとTescoは学生生活の中心になりやすく、会員アプリによる割引も頻繁に利用されます。
節約のコツとしては、以下のようなものがあります:
- LidlまたはTescoの会員アプリを活用する
- Tescoの割引コーナーは朝や閉店前に大幅値引きされることがある
- 野菜はパキスタン系などの個人経営八百屋の方が安く、新鮮な場合も多い
- お菓子類はSainsbury’sの割引コーナーが狙い目
💊 薬局
薬局は主に Boots が中心的な存在です。
- 日本でいうマツモトキヨシのような立ち位置で、日用品からコスメまで幅広く取り扱い
- 店舗規模によって品揃えは大きく異なる
- 学生向けにアプリ割引があり、日用品の節約にも使える
🪑 電化製品・家具
家具や電化製品の調達方法は複数あります。
- 個人経営の家電店
- セカンドハンド(フリマ・リサイクルショップ)
- Amazonなどのオンライン購入
また大学によっては、オリエンテーション期間(Welcome Week)に合わせて、先輩が不要になった家具を無料または低価格で譲るイベントが開催されることもあります。
✉️ 郵送・宅配
配送サービスにはある程度の差があります。
- Amazon配送は基本的に安定している
- 国際郵便や郵便局経由の配送は、地域や担当者によって品質にばらつきがある
- 不在票が入らないなどのケースも稀にあるため、追跡番号の確認は必須
また、学生寮に住んでいる場合は配送ミス(隣の棟に届く等)が一定頻度で発生するため、重要な荷物は慎重に扱う必要があります。
🍜 日本食材へのアクセス
イギリスでは日本食材へのアクセスも比較的良好です。
- 個人経営のアジア系スーパーが各地に点在
- 里芋・白菜などの野菜類から調味料、スナック、飲料(午後の紅茶など)まで幅広く入手可能
- 日本食材はやや割高だが、基本的な自炊は十分可能な環境
ドイツ🇩🇪
スーパーのランク(価格帯・特徴)
ドイツのスーパーは、価格帯と品揃えによっていくつかの層に分かれています。
- ディスカウント系:ALDI / Lidl / Netto / PENNY
低価格帯の代表で、日常の食材や生活用品を安く揃えることができます。学生や節約志向の生活では中心的な選択肢になります。 - 一般スーパー:REWE / EDEKA / Spar
品揃えと品質のバランスが良く、日常使いしやすいカテゴリーです。価格はディスカウント系よりやや高めですが、安定した品質が特徴です。
特にEDEKAは店舗ごとの自由度が高く、生鮮食品(肉・チーズ)の専門コーナーが充実している店舗も多く見られます。下味付きの肉なども販売されており、調理の手間を減らすことができます。「とりあえずEDEKAに行けば困らない」と言われることもあります。Sparは主にオーストリア圏で展開されています。
また、EDEKA・Netto・dmなどはPaybackポイントシステムに加盟しており、日常の買い物でポイントを貯めることができます。
営業日(特に日曜日)
ドイツでは法律上の制約により、日曜日はほとんどのスーパーが休業となっています。
ただし、例外として以下のような店舗は営業しています。
- キオスク(個人商店)
- ガソリンスタンド併設のREWE to Go
これらは利用可能ですが、一般的なスーパーよりも価格は高めです。また、都市部の一部店舗や観光地、競合店舗が少ない地域では日曜営業の例外も存在します。近年では一部都市で特定の日曜日に限定的に営業するケースも見られます。
ドラッグストア・薬局事情
ドイツではドラッグストアと薬局が役割によって明確に分かれています。
- dm / Rossmann
日用品、サプリメント、化粧品に加え、一部の食品や飲料も取り扱っています。価格帯は中程度で、学生向け割引もあります。基本的には日曜は休業ですが、駅構内など一部店舗は例外的に営業しています。 - Apotheke(薬局)
医薬品を扱う専門薬局で、「A」の看板が目印です。処方薬の受け取りに加え、症状を伝えることで市販薬の相談・購入も可能です。軽い体調不良であれば、医師の診察なしで対応できる場合もあります。
雑貨・文房具・デパート
日用品や文房具は複数の店舗で購入することができます。
- Tedi:低価格の雑貨店で、日本の100円ショップに近い存在です
- dm / Rossmann / Aldi:日用品や簡単な雑貨も取り扱っています
- Müller / McPaper / EDEKA:文房具の品揃えが比較的充実しており、専門的な用途にも対応しています
- Galleria(百貨店):大都市にある総合百貨店ですが、主に衣類が中心です
アジア食材・日本食へのアクセス
日本食材は地域によって差はあるものの、一定程度入手可能です。
- Go Asia
ドイツ全土に展開するアジアスーパーで、中華系食品が中心ですが、日本の調味料や食品も取り扱っています。 - 大洋食品(デュッセルドルフ)
オンラインショップを展開しており、一定金額以上の購入で送料無料となります。日本語対応も可能で、問い合わせにも日本語で対応される場合があります。
ECサイト・電化製品
オンラインショッピングは日常生活の重要な手段となっています。
- Amazon.de:最も一般的で、翌日配送に対応することも多いです
- AliExpress:低価格帯の雑貨や小物の購入に利用されます
- Saturn / MediaMarkt:家電専門のオンラインストアで、品質と価格のバランスが安定しています
配送は自宅受け取りのほか、ロッカーや郵便局での受け取りにも対応しています。
郵送・宅配事情
ドイツの配送サービスは比較的整備されていますが、利用方法によって注意点があります。
- DHLなどの宅配サービスは基本的に安定しています
- セルフ受取ロッカーやキオスク経由では、追跡情報に遅延や不具合が発生することがあります
- DHL窓口では対面での受け取りが可能です(追跡番号と本人確認が必要です)
Amazonの置き配は便利ですが、配達員によって対応のばらつきがあります。
日本からの国際郵便(EMSなど)は以下の点に注意が必要です。
- 通関手続きが必須で、品名や金額の正確な申告が求められます
- 関税が発生する場合があります
- 通関後の処理に時間がかかるため、到着まで1週間以上かかることがあります
- 対面受け取りが基本となり、置き配は利用できません
長期不在時の荷物の対応
長期不在時でも配送を管理する仕組みが整っています。
- 配送日の変更(アプリやウェブサイトから設定可能)
- 代替受取人の指定
- 近隣住民への受け取り依頼
ヨーロッパでは、近隣住民との信頼関係のもとで荷物を預け合う文化も一般的に見られます。
スウェーデン🇸🇪
スーパー
スウェーデンのスーパーは、店舗ごとの差はありつつも、ドイツやイギリスほど明確な階層差は少ない印象です。
- ICA
最も一般的で、都市部から郊外まで幅広く展開しています。小型店舗から大型店舗まであり、大型店舗では品揃えが非常に充実しています。アジア食材や鮮魚の種類も比較的多く、利便性は高いです。ただし必ずしも最安ではなく、「ICAは高い」と感じる人も一定数います。価格は店舗や商品によって差があります。 - Coop
やや割高に感じられることが多く、店舗数もICAほど多くない印象です。そのため利用頻度は比較的少なめになります。 - Hemköp
ICAに近いポジションで、大型店舗は清潔で品揃えも良いです。日常利用しやすく、安定した選択肢です。 - Willys
Hemköp系列で、やや低価格帯に寄っています。価格と品質のバランスが良く、利用しやすいスーパーです。 - Lidl
ドイツ系ディスカウントスーパーで、最も安価な選択肢の一つです。店舗数はそこまで多くありませんが、徐々に増えている印象です。
全体としては、ドイツやイギリスほど「スーパー間の格差」は大きくなく、どこでもある程度生活できる環境になっています。ICAやHemköpの大型店舗では精肉・鮮魚コーナーも充実していますが、Willysではやや簡素な場合もあります。営業日については基本的に週7日営業・ほぼ年中無休で、大都市圏では22時〜23時まで開いている店舗も珍しくありません。この点は非常に生活しやすい特徴です。
アルコール事情(デンマーク以外の北欧圏特有)
スウェーデンをはじめとする北欧諸国ではアルコールの販売に厳しい制限があります。過去に多くの市民がアルコール依存症に罹患していた背景課題があり、現在も強い規制が残っています。
- スーパーではアルコール度数の高い飲料(約5%以上)は販売/購入不可
- それ以上のアルコール度数となる飲料は Systembolaget(国営リカーショップ)でのみ購入可能
Systembolagetは店舗数自体は多いですが、
- 土曜は短縮営業(15時頃まで)
- 日曜は休業
となるため、週末の予定がある場合は事前購入が必須です。また年齢確認は購入者のみでなく、購入者の付添人でもほぼ必須のため、忘れずにIDを持って入る必要があります。
雑貨・生活用品
日用品や雑貨は以下の店舗が中心になります。
- Clas Ohlson
生活雑貨・工具・家電・旅行用品などを幅広く扱うなんでも屋のような店です。困ったらまずここで揃うことが多いです。 - IKEA
家具だけでなく、キッチン用品や生活雑貨も安価で揃います。
この2つを押さえておけば、生活の立ち上げはかなりスムーズになるかと思います。加えて、Amazon.seも利用可能です。
薬局・ドラッグストア
- Apotek(薬局)
各地に小規模店舗が点在しており、医薬品・サプリ・一部コスメを扱っています。日本でいう薬局とドラッグストアの中間のような存在ですが、各店舗のサイズは比較的小さめです。処方薬もここで受け取ります。 - Normal
一部日用品や化粧品を安く扱う店舗です。
電化製品
家電・電子機器は以下の店舗が主流です。
- POWER
- ELGIGANTEN
- Kjell & Company
いずれも大手で、家電や電子部品を購入する際の主要な選択肢になります。
郵便・配送
配送は主に PostNord が担っていますが、評判はやや分かれます。ただし実際の体験としては極端に悪いというより「ばらつきがある」という印象です。
- 受け取り方法は自宅配送・集積所・ロッカーから選択可能
- 通販購入時に自動で集積所配送になるケースも多い
- 集積所での保管期限は通常7日程度(延長される場合もあり)
- 追跡や受け取り変更は基本的にアプリで管理可能
またDHLやUPSなど他社配送も利用可能で、状況によって使い分けられます。
国際郵便では関税が発生することがあり、日本からの荷物では税金がかかるケースもよく見られます。
セカンドハンド文化
スウェーデンではセカンドハンド文化が発達しています。
- Loppis:地域単位のフリーマーケットイベント
- 常設のセカンドハンドショップ
- Facebook MarketplaceやBlocket.seなどの個人売買サイト
- Sellpy(オンラインセカンドハンドサービス)
家具や生活用品もセカンドハンドで揃えることが一般的で、渡航初期のコスト削減にも非常に役立ちます。
フィンランド🇫🇮
スーパー
フィンランドにあるほとんどのスーパーは、SグループかKグループが運営しており、地域ごとに地元のスーパーや八百屋があることはあまりありません。フィンランドにはAmazonが通っていませんが、代わりにSグループは配達ロボットでオンラインショッピングの商品を自宅まで届けてくれるサービスを提供しています(筆者は利用したことがないので詳しいことはわかりません)。日曜閉店は大手スーパーではあまり見ることはありませんが、営業時間が異なることはあるので注意しましょう。
- Sグループ:Prisma, S-market, Alepaなど。Prismaは食品から家電、衣類までなんでも販売しており、S系列スーパーの中で価格も最も安いです。SグループはS-pankkiという銀行も運営しているので、ここで口座開設して生協会員になるとクーポンやボーナスを受け取ることができます。
- Kグループ:K-citymarket, K-supermarket, K-marketなど。S系列のスーパーよりやや高めですが、品質もその分良いものが多いです。特に鮮度が重要な食品などはおすすめ。K-citymarketはPrisma同様なんでもそろいます。こちらにもK-Plussaというメンバーシップがあるので、登録すると会員限定価格で商品が購入できる場合もあり、非常にお得です。
- Lidl:S,K系列以外で最大大手です。外資系(ドイツ)なので両グループより安く、販売されている商品も輸入品が多い印象です。たまに生鮮食品などの色があまり良くないことがあるので、購入時に注意が必要です。
アルコールは全スーパーで21時まで購入できます。ワインやビールなどはスーパーで販売されていますが、度数の高いアルコール(スピリッツなど)はAlkoという専門店でのみ販売されています。また購入時はFinnish IDもしくはパスポートの提示が必要で、それ以外の身分証明書は一切認められていません。
薬局・ドラッグストや電化製品
- Tokmanni:フィンランド最大のディスカウントストアです。衣類、日用品、食器、電化製品、お菓子などを比較的安価に購入できます。
- Clas olson:Tokmanniよりやや高いですが、質のいい印象です。
- Power/Gigantti/Verkkokauppa:電化製品を購入できます。価格帯に大差はありませんが、商品によります。ネットで事前にチェックすることをおすすめします。
- Normal:日用品、化粧品、お菓子類が比較的安価に購入できます。
- Yliopiston Apteekki/ Apteekki:薬局です。
郵送事情
先述しましたがフィンランドにはアマゾンが通っていません。届かないわけではないのですが、スウェーデンの倉庫から発送されるため郵送費も相まって高額になるため利用している人をほとんど見かけたことがありません。代わりに郵送でよく使われるのがPosti(郵便局)とPostNordです。郵便が届かないという印象はあまりありません。筆者は国内引っ越しの際、荷物を特大段ボール五個に詰め込んでPostiで引っ越し先まで郵送しましたが、おおよそ3日で届きました。宅配ロッカーも多く設置されているので、そちらで受け取ることも可能です。
長期滞在でFinnish IDや銀行口座を開設している場合、住所などはすべて個人IDと紐づいています。さらにOmaPostiというPostiが運営しているアプリでは、ログイン時に銀行口座認証を求められるため、アカウントが個人IDに紐づくことになります。例えばオンラインショッピングをして配送先に自宅住所を入力すると、自動的にその荷物はOmaPostiで追跡できるようになります(tracking parcel の場合)。電気料金のインボイスなども(運営会社によっては?)紙のほかにデジタルで郵送されるので、その場合はOmaPostiからインボイスを確認・支払いを済ませることも可能です。
引っ越し時はDVVというフィンランドデジタル住民登録センターのウェブサイトから、完全オンラインで住所変更できます。郵便を一時的に停止したい場合はPostiのサイトから申請できますが、お金がかかります。帰省などで郵便や配達物が受け取れない場合は友人に頼むなどの解決策を講じましょう。
海外から郵便物を受け取る場合、税関申告がかなり面倒です。発送者が詳しく郵送物の内容を記載する必要がある上、受取者も同じく内容の申告をしなければなりません。事前に発送者とコンタクトを取ってスムーズに申告できるようにしておきましょう。
日本への郵便物は、ポストカードの話にはなりますが、1週間から2週間で届きます。届かなかったということは今のところありません。筆者は一度宛先にJAPANを書き忘れたことがありますが、それでも2か月後にその郵便物は届きました。
イタリア 🇮🇹
スーパー
スーパーの営業時間は、概ね9:00〜20:00頃で営業していることが多いです。また、日曜日でも午前中(12時頃まで)営業している店舗が一定数あります。野菜については、広場や公園などで開かれる朝市(マーケット)が非常に便利です。価格が安い、地元の新鮮な食材が手に入るというメリットがあります。一方で、観光客や常連でない人には品質の低い商品が渡されるケースもあるため、通って顔を覚えてもらうと買いやすくなります。
スーパーは価格帯によってある程度分類できます。
– ディスカウント系: Lidl/ALDI/Eurospin。低価格帯で、日用品や食料品を安く揃えられます。
– 一般スーパー: Pam = Conad < Conado city < Coop < Pam local。Conad CityやPam Localは、日本でいう「まいばすけっと」に近い小型都市型スーパーです。立地は便利ですが、価格はやや高め、生鮮食品の品質はやや低め、品揃えも限定的な傾向があります。
– 高級路線: Esselunga < Eataly。Esselungaは品質が高く、Eatalyは高級食品・観光向け要素がかなり強い店舗です。もはやお土産ショップに近い雰囲気もあります。
イタリアではアルコールはスーパーでいつでも購入できます。特にワインは非常に安価で、10ユーロ程度でもかなり美味しいものが手に入るという感覚があります。また、パルミジャーノやグラナ・パダーノなどのハードチーズは日持ちするため、セール時にまとめ買いしておくと便利です。生ハムについては、スーパー内の肉・ハム売り場(対面カウンター)を利用するのがおすすめです。安価・品質が高い・その場でスライスしてもらえるため、イタリア生活の満足度がかなり上がります。
日本食材へのアクセス
日本食材へのアクセスは比較的良好です。多くの都市にアジア系スーパーがあり、醤油/味噌/米/日本系調味料など、最低限の和食材料は揃います。
ごみ捨て事情
ごみ捨ての仕組みは地域によって差がありますが、街中のコンテナを利用する形式が一般的で、道沿いの大型コンテナへ廃棄する方式や生ごみのみ有料管理されている地域もあります。生ごみコンテナは、専用カードをかざさないと開かないタイプもあるので注意が必要です。
アパートによっては、清掃担当者が専用カードを管理していたり、ごみ捨て自体を代行していることもあります。一方で、自主管理型の建物では、共用ごみ置き場か共用カードが設置されているので、最初は建物ごとのルール確認がかなり重要になります。
ノルウェー🇳🇴
スーパー
ノルウェーでは、他のヨーロッパ諸国でよく見られるような「超低価格ディスカウントスーパー」があまり存在しません。主な低価格帯スーパーとしては、KiwiやREMA 1000が代表的です。
この2つは比較的安価ではありますが、ドイツのLidlやALDIのような「質はそこそこだが極端に安い」というタイプではなく、全体として価格は高めです。感覚としては、日本の中価格帯スーパー(イトーヨーカドー、イズミヤ等)の約3倍程度をイメージすると近いかもしれません。ただし、定期的にセールは実施されており、そのタイミングを活用することである程度節約が可能です。特にKiwiでは、Kiwiアプリへの登録によって野菜類が20%オフになるなど、会員向け割引があります。
電話番号・生活インフラ
ノルウェーでは、生活インフラの多くが電話番号ベースで管理されています。例えば、ジム・スポーツ施設・各種会員サービスなどに登録する際、ノルウェー国内の電話番号が必要になるケースが多くあります。また、携帯料金自体も比較的高く、最も安い容量プランでも月額2000円前後になることがあります。そのため、渡航直後はまず現地SIMや電話番号を早めに確保しておくと生活がスムーズになります。
郵便
郵便事情については、地域差はあるものの、比較的安定しています。筆者がLongyearbyenから日本へ荷物を発送した際は、想像よりかなり早く到着しました。北欧地域は物流コストが高い印象がありますが、国際配送自体の速度や安定性はそこまで悪くない印象です。
フランス🇫🇷
スーパー
フランスのスーパーは種類が多く、価格帯や雰囲気によってかなり特徴が分かれています。
Carrefour/Intermarché/E.Leclerc/Système U/Auchanなどが庶民派スーパーとして挙げられ、日常生活の中心になります。また、Lidlなどのドイツ系ディスカウントスーパーもあり、価格重視なら便利です。
一方、特にパリなど大都市では都市型・高級寄りスーパーとしてMonoprixやFranprixをよく見かけます。おしゃれな店舗が多く、エコバッグがお土産として人気になることもあります。ただし価格帯はやや高めです。
営業時間については、日曜日は午前営業のみの店舗が多いですが、都市部では終日営業の店舗も存在します。
フランスは冷凍食品文化がかなり発達しています。冷凍食品専門店も存在し、パスタ・肉料理・野菜など種類が非常に豊富なため、忙しい学生生活ではかなり助かります。一方で、生野菜の品質も非常に高く、八百屋の野菜は安価かつ鮮度が高いことが多いですまた、BIO(オーガニック)系スーパーも豊富で、米の種類が比較的多いという特徴があります。日本米に近いものを探す際にも役立ちます。
日本食へのアクセス
フランスでは和食人気が高く、日本食材は比較的手に入りやすい環境です。醤油などの基本調味料は普通のスーパーにも置かれており、味の素の冷凍餃子などの日本系冷凍食品も見かけます。また、地方都市でも大型アジアスーパーが存在することが多く、米や味噌・調味料・冷凍食品など、一通り揃えることができます。刺身用の魚も、探せば入手できるケースがあります。
ECサイト・オンライン通販
オンラインショッピングもかなり発達しています。Amazon.fr が一般的で、ロッカー(Box)受け取りにも対応しています。またフランスでは、提携小売店で受け取る「店舗受取」方式が非常に一般的です。配送会社と提携している小売店を指定すると、コンビニ感覚で荷物を受け取ることができます。ハイブランドの商品もオンライン購入・配送が一般的です。
郵便・配送
郵便事情は比較的安定しています。筆者の経験では、手紙や通常配送は大きな問題なく届き、オンラインで切手を購入し、自宅印刷して貼り付けることも可能です。また、EU域内配送には基本的に関税がないため、EU国内への発送は国内配送に近い感覚で利用できます。例えば、フランス → スペイン程度であれば、1週間前後+追跡付きで届くことが多いです。海外配送などで関税対象になる場合は、別途支払いが必要になります。
家電量販店・雑貨
代表的なチェーンとして、FNAC があります。家電・本・文房具など幅広く揃っており、日本でいう大型書店+家電量販店のような存在です。ただし価格はやや高めで、Amazonの方が安いケースも多く見られます。
ドラッグストア・薬局事情
フランスにはドイツのdmのような大型ドラッグストア文化はそこまで強くありません。Normalなどは存在しますが、店舗数は限られています。また、フランス系のコスメショップは、デザイン性やブランド重視の傾向が強く、日本のドラッグストアとはやや雰囲気が異なります。
薬局は「pharmacie」で検索すると見つけることができます。
フランスでは、carte vitale(健康保険カード)による公的医療保険制度が整っています。
居住者には日本の健康保険に近い仕組みが提供されており、一般クリニックで診察予約や専門医受診なども比較的スムーズです。
診察予約では、Doctolibが非常に便利で、英語対応医師の検索やオンライン予約も可能です。また、フランスでは26歳以下の低用量ピルが無料となっており、処方箋をもらえば利用できます。大学によっては婦人科医が常駐しているケースもあります。歯科医療についても比較的整っており、大学病院での親知らず抜歯なども、日本と大きく変わらない品質で受けられる印象です(筆者の経験談)。
チェコ 🇨🇿
チェコは、西ヨーロッパと比較すると全体的に物価が安く、生活コストを抑えやすい国です。特にスーパーや外食は比較的手頃で、都市部では営業時間も長く、生活しやすい環境が整っています。
スーパー
チェコのスーパーは全体的に価格が安く、日常生活に必要なものは比較的容易に揃います。
主なチェーンとしては以下があります: Tesco, Albert, Billa, Penny Market
これらは店舗数が多く、日常使いしやすいスーパーです。また、ドイツ系の KauflandやGlobusなども展開されています。
西ヨーロッパ諸国と比較すると、全体的に物価が低いため、ドイツやフランスより安く感じることが多いです。例えばフランスではLidlが低価格帯として知られていますが、チェコでは他のスーパーの方が安いと感じる場面もあります。
営業時間も特徴的で、朝7:30頃から営業する店舗も多い一方、都市部では日曜日も終日営業しているケースが一般的です。そのため、朝食を買いに早朝からスーパーへ行く人も多く見られます。
日本食材・アジア食材
大型スーパーにはアジア食材コーナーが設置されている場合があります。また、プラハ市内にはアジアスーパーも多数存在します。魚屋では刺身用の魚を購入できる場合もあり、自炊環境としてはかなり充実しています。
ECサイト・オンライン通販
チェコにはAmazonの現地版は存在しませんが、代わりにAlzaというECサイトがあります。
中欧圏で非常に大きなECサイトで、家電・日用品・電子機器など幅広く取り扱っています。配送では Alza Box(ロッカー受取)も利用可能で、非常に便利です。また、チェコからはドイツAmazon(Amazon.de)も利用しやすく、チェコ国内への配送に対応している商品も多くあります。
家電量販店
家電製品についてはDatartがチェコ国内で一般的な家電チェーンとして知られています。加えて、Alzaでも家電・電子機器の取り扱いが非常に充実しています。
郵便・配送
通常の郵便物については、大きな問題なく届く印象です。一方で、海外からの荷物など関税対象となるものについては、指定された方法で関税支払いが必要になる場合があります。
医療・薬局事情
薬局は「lékárna」で検索すると見つけることができます。チェコの医療制度は、日本の社会保険に近い仕組みを持っています。
- 国が指定する保険会社による公的保険制度が存在
- 留学生や外国人は、自分で保険に加入する必要がある
- 外国人でも指定保険会社へ加入可能
ただし、公立病院では国指定の保険会社に加入していないと受診できないケースもあります。
一方で、プラハには私立病院も多く、英語対応・日本人通訳対応を行っている施設も存在します。また、クリニックは電話などで事前予約ができることが多く、比較的スムーズに受診できます。
スペイン🇪🇸
スーパー
スペインのスーパーは全体的に価格差がそこまで大きくなく、どのチェーンも日常利用しやすい印象です。代表的なスーパーとしては、Mercadona/Carrefour/Lidl/Dia/Alcampo などがあります。特にMercadonaはスペイン生活の定番スーパーという印象が強く、価格・品質・品揃えのバランスが良いため、普段使いしやすい存在です。
営業時間については、ショッピングモール内の大型スーパーは日曜営業していることが多い一方で、小型店舗は日曜休業、あるいは午前営業のみというケースが一般的です。
スペインでのデパートは、El Corte Inglésが圧倒的に有名な百貨店チェーンです。大都市ではほぼ必ず見かけ、食品・衣類・家電・雑貨など、大抵のものが揃います。価格帯はやや高めですが、食品売り場の品質が高く、お土産探しに便利で惣菜の種類も豊富という特徴があります。また、日曜日も営業している店舗が多く、旅行中や休日にも利用しやすいです。
日本食材・アジア食材
日本食材へのアクセスは比較的良好です。一般スーパーでも醤油など基本調味料は購入可能ですし、アジアスーパーも多いため、自炊にはそこまで困りません。また、スペインは海鮮文化が非常に強く、魚介の種類が豊富で刺身を扱う魚屋も存在するため、日本人にとってはかなり生活しやすい環境です。
シエスタ文化
スペインでは、個人商店を中心にシエスタ文化が残っています。特に小売店では、13時〜17時頃に一時閉店していることがあります。大型チェーンでは減少傾向ですが、ローカル店舗では現在でも一般的です。
ドラッグストア・薬局
ドラッグストアについては、Normal が近年増えているようです。
薬局は「farmacia」で検索すると見つけることができます。スペインでは、外国人にも公的医療制度が適用されるケースがあり、Social Security系列の病院では、滞在許可証(NIE)を利用して受診可能です。ただし、公立病院は非常に混雑する傾向があります。一方で、多くの現地住民や留学生・駐在員は、私立病院向け保険に加入しています。
私立病院では、予約制で待ち時間が短く、英語対応のケースもあるため、かなり利用しやすいです。また、公立の大学病院では夜間診療も行われており、緊急時には非常に助かります。
家電量販店・雑貨
家電量販店としては、MediaMarkt が大手チェーンです。また、Tienda China(中華系雑貨店)と呼ばれる店舗が各地にあります。日本でいう激安雑貨店や100円ショップに近く、洗濯ネットやキッチン用品・小物類など、「ちょっと必要なもの」を探す際に非常に便利です。
ECサイト・オンライン通販
オンライン通販はかなり普及しています。Amazon.es が一般的で、Box(ロッカー受取)にも対応しています。配送インフラ自体は比較的安定しています。
レストラン・バル文化
スペインでは食事時間が日本よりかなり遅めです。特に夕食は、20:30以降から始まることが一般的で、18〜19時頃にレストランへ行くと、まだ営業していないケースもあります。ただし観光地では、昼から夜まで通し営業する店舗も増えてきています。
郵便・配送
郵便事情については比較的安定しており、手紙や通常配送は問題なく届く印象です。一方で、海外配送など関税対象の荷物については、指定された方法で関税支払いが必要になる場合があります。
オーストリア (情報追加中)🇦🇹
スーパー
オーストリアでは、ドイツ以上に SPAR の店舗数が多く、非常によく見かけます。SPAR/BILLA あたりが代表的なスーパーです。どちらも一般的なスーパーという位置づけですが、生鮮食品コーナーや精肉売り場が比較的充実している店舗が多く見られます。また、ホットスナック類も販売されており、軽食やランチ代わりとして利用しやすいのも特徴です。
オーストリアもドイツと同様に、日曜日は基本的にスーパーが閉まっています。ただし例外として、ウィーン中央駅構内のSPARなどは営業していることで有名で、日曜日はかなり混雑します。旅行者や学生にとっては、週末に買い物できる貴重な存在です。
薬局事情
薬局システムはドイツとほぼ同様です。「Apotheke」の看板がある店舗が薬局で、処方薬の受け取りや症状に応じた市販薬の相談などが可能です。
ポイントシステム
ドイツと同様に、Payback というポイントシステムが利用されています。主に、dmや一部スーパーなどで利用可能です。
