海外大学院進学支援に力を入れてきたXPLANEですが、進学後の継続的な繋がりも促進すべく、このたびアメリカ内初の対面交流会をニューヨーク州マンハッタン内で開催致しました。XPLANEを活用して米国の大学院に進学した学生・卒業生、また短期留学中の学生ら約30名が、ニューヨークを始めとする東海岸の近隣都市から集まりました。
交流会ではまず初めに、参加者に事前に用意していただいた自己紹介スライドを用い、専攻や研究内容、趣味や留学への思いなどを一人一人共有しました。続いて修士や博士号を取得後米国現地で働いている卒業生の方々を中心にキャリアパネルを行いました。こちらは事前アンケートでの海外大学院卒業後のキャリアについて情報交換したいという多くの希望に応えての開催で、パネル後の質疑応答でも卒業生への質問が途切れることなく、皆の関心の高さが伺えました。その後5~6人のグループごとに現在考えているキャリアなどについて話し合い、グループシャッフルを挟んで今度は「日本の大学院進学とアカデミアについて」というテーマでディスカッションを行いました。最後に全体で写真撮影をし、参加者が自由に交流しながら、公式のイベント終了後近くのセントラルパークに移動して引き続き自由懇談に盛り上がりました。
事後参加者アンケートでは「色々な分野やキャリアの方と交流出来て楽しかったです!」「様々な大学の様々な分野の方とお話できて非常に有意義でした。」「卒業生のリアルなキャリアの選び方が聞けて非常にためになりました」といった声があがっていました。一方で、予想を上回る盛り上がりにより、自由交流の時間がもっと欲しかったという声も多く上がっており、今後の交流会運営に生かしていきたい点となりました。
当イベントでは、主に米国の大学院で学生生活を送っている方たちが、キャリアステージや研究分野に関係なく情報交換や交流できる場を提供できたと感じています。オンラインベースのコミュニティである XPLANEにとっては、こうしたオフラインでの交流を通じた心理的なコネクションの強化が必要だと再確認する機会となりました。世界各地に散らばっている海外大学院進学者のサポートにも今後力を入れてゆくべく、さらなるオンラインリソースの充実化と合わせ、別の地域での交流会なども積極的に行ってゆけるよう、XPLANE運営一同願っております。
最後に、当イベント開催にあたり、助成金制度「米国留学促進 – 大学院プログラム」を通して多大なご支援を頂いた米国国務省様および在日米国大使館様に改めて感謝申し上げます。