複数の国での大学院進学と研究—ロンドン、シンガポール、ケンブリッジ【XPLANE TIMES 院留学の本棚】
学部時代の私もそのように平然とした「海外」の大学院への進学に憧れを頂いたわけだが、幸か不幸か紆余曲折を経て、これまで日本で修士号を取得したあと、ロンドン、シンガポールそしてケンブリッジと異なる国と都市での大学院生活を経験してきた。さらに言えば、専門が東南アジア政治ということもあり、これまで東ティモールとインドネシアで合計2年近くの研究滞在を経験してきた。イギリスで東南アジア政治をやっている日本人という、かなり奇妙なバックグラウンドから今回このように記事を書く機会を頂くことになった。