海外PhD留学生のリアル〜遠距離恋愛の秘訣〜(山口直哉さん、山口真友子さんインタビュー)【XPLANE TIMES 留学生活だより】

現時点でやれることをやったらいい

留学が決まっている中で、遠距離交際を始めることに不安を感じている人に向けたメッセージがあればお願いします。

恋愛や結婚生活に限らず、海外大学院への進学やポスドク先の検討など、人生のいろいろな節目で決断をしなければならないことがあると思います。その先はどうなるのかと考えすぎても前に進めなくなりますし、実際に飛び込んでみなければ分からないこともたくさんあります。とても無責任に聞こえるかもしれませんが、動かなければ後悔しそうなタイミングでは、動いてしまうほうが良いのではないかと僕は考えています。あるタイミングで何もアクションを起こさずに、五年後や十年後に後悔しそうだと思うのならば、その時に誠心誠意できることをやってみたら良いのではないかというのが僕の意見です。

海外に/海外で挑戦するのは、凄いことだと思います。それは誇れることであるべきだと思いますし、単純にかっこいいことだと思います。やりたいことを突き詰めている人の姿を私はとても尊敬します。遠距離になってしまい相手が不幸になるかもしれないと遠慮するくらいならば、自分がなぜそこに行きたいのか思いの丈を相手に堂々とぶつけてみてください。それを後押ししてくれるような方であれば、きっと上手くいくのではないでしょうか。
それで結局上手くいかなくても、次に進めばいい。気持ちがあるのであれば、堂々と前に出して「僕/私のやりたいことを応援して欲しい。」と語るのが良いと思います。言うは易く行うは難しと思いますが、臆する必要はないと思います。

最後に、読者の方々へメッセージをお願いします。

このインタビューに向けて、過去の私たちと同じように、これから遠距離恋愛をする、もしくはされてる方へのメッセージを考えていました。「いずれどこかで一緒に暮らす、というようなビジョンを二人が共有してすり合わせておくこと」がとても大切だと思います。それがあれば、困難や辛いことも乗り越えて、絆をより深められると考えています。

私たちはしばらく遠距離恋愛/結婚をしてから、最近ようやく二人で一緒に生活できるようになりました。そこで感じるのは、やはり二人で生活することの良さです。アメリカにいた頃は基本的に全てのことに、一人で対処する必要がありました。夫婦でのイギリス生活が始まり、家を決めて引越しをするなど、難しいことに二人で対処することができるようになりました。精神的にも時間的にもとても楽になりましたし、心強く思います。
また、海外生活における楽しいことや驚くようなことも二人で共有することができます。一人で抱えるともやもやしてしまうようなことでも、妻に話すと共感してもらえたり、笑い話にできたり、時には新しい物の見方を教わったりします。物事に対峙する際にとても大きな変化を感じ、彼女を通して自分が延長されたように感じます。海外生活を支え合える人が身近にいることを、日々ありがたく感じています。

お二人とも、今日はありがとうございました!

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