留学記事– category –
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(コネ・研究業績なし+社会人+未経験研究分野での挑戦)ゼロから始める社会人PhD出願!【海外大学院受験記2022-#5】
こんにちは。2022年8月よりClemson UniversityのMaterials Science and EngineeringへPhD進学するRyo Kitamuraと申します。現在は日本の電機メーカーで研究開発業務に従事しています。進学先では、気候変動抑制の観点から、プロトン伝導性金属酸化物を使った水の電気分解による水素製造デバイス又は燃料電池という研究に従事する予定です。この記事では主に、「形のある業績がないけど海外大学院進学に興味があり、また過去の研究経歴と異なったテーマで博士を取りたいが実現可能かがわからない」や「何をどのようなタイムラインでするべきなのかイメージがつかない」と思っている方へ受験準備のイメージが読めば具体化できるようなものになるように執筆しました。 -
二度の挫折を経てアメリカへー物理学徒の自由な楽園ー【海外大学院受験記2022-#4】
私は現在、中央大学大学院の博士課程に在籍しており、今秋からアメリカのイリノイ大学シカゴ校で物理学のPh.D.コースに進学(転学)をします。出願・合格にいたるまで多くの挫折を経験しました。挫折はどれもとても辛い経験だったのですが、得られた学びも沢山ありました。この場をお借りして、これから留学を目指している方や漠然と留学に興味を持っている方にシェアさせて頂きたいと思います。 -
英国大学院で社会学修士:家庭内のジェンダー平等実現を目指して【海外大学院受験記2022-#3】
こんにちは!2022年9月からLondon School of Economics and Political ScienceのMSc Sociologyに進学予定のPink Shibaです! 僕は地方大学文系ということもあり、海外大学院進学をする人が周りに多くなかったのですが、本当に沢山の方の助けのおかげで第一志望群の大学院から合格をもらうことができました。 -
東工大からスタンフォードへ!〜工学と医学を繋ぐ研究者を目指して〜【海外大学院受験記2022-#2】
2022年9月よりStanford University Bioengineering Ph.D. Programに進学する藤田創と申します。 東京工業大学にて学士・修士(専攻:生命理工学)を取得しました。進学先のStanford Universityは、世界トップレベルの研究競争力を有することに加え、医療機器の設計・開発に関する独自の教育プログラム (i.e., Stanford Biodesign) や起業支援プログラムを提供しています。これまでの専攻内容や研究内容を踏まえつつ、次世代のバイオエレクトロニクスとその応用を追究していく上で、Stanfordが私にとって最適な環境であることは疑い得ません。具体的な研究内容は未定ですが、医学部周辺の専門家とのディスカッションを通して解決すべき課題を明確にした上で、課題解決のための技術開発を工学部で模索していきたいと考えています。 -
トップスクール乱れ打ちをしない海外大学院出願記【海外大学院受験記2022-#1】
慶應SFC修士2年、秋からMcMaster UniversityのDepartment of Psychology, Neuroscience and BehaviorでPsychology PhD Courseに進学する坂本嵩です。 McMasterはカナダ国内で5-6位の大学院、MIT, Stanford, (パブリック)アイビーなどの米国上位大学院に「格」としては劣ると言わざるを得ない学校です。それでも僕はこの進路に大変満足していますし、他の大学院からオファーを貰っていたとしてもここを選んだと思います(そもそも単願だったので知る由もありませんが)。 学校のランクよりも優先するべきものがあったのか?少しでも後進の皆さんの参考になればという想いを込めて、僕の留学動機や志望校選びを記そうと思います。 -
極超音速飛機の開発を目指し、会社を辞めてイギリスの航空宇宙PhDに挑戦!【海外大学院受験記2021-#15】
初めまして、2021年10月からImperial College London(ICL)のAeronauticsへPhD進学をする一輝(Twitter:@kkzw3308)です。現在(2021年9月)まで、私は修士を卒業してから2年半の間、某重工メーカーで航空関係に関する研究開発をしておりました。社会人からの出願のタイムラインも踏まえ、どのように出願して合格まで至ったのか共有できたらと思い投稿させていただきました。 -
道なき未知をゆく〜リハビリ専門職とMPH〜【海外大学院受験記2021-#14】
はじめまして.理学療法士(PT)として4年半の臨床を経て,今秋からImperial College LondonのMaster of Public Healthへの進学を予定しております佐久間善子と申します. コロナの影響を受け2020年・2021年と2回に亘って出願プロセスを経験し,出願が終わったかと思えば入学手続きが滞り今なおAdmission Officeから鬼電される日々を過ごしている私です。 -
学部GPA2.5, 地方大学出身, 日系企業勤務から米国CS PhDに進学する話【海外大学院受験記2021-#13】
社会人から博士課程の受験を行い, University of Minnesota, City University of New York の Computer Science PhD から合格をもらい, University of Minnesotaに進むことにした. 本稿は XPLANE という大学院留学のためのポータルサイトやSlack運営を行う組織への寄稿として書く. 想定する読者は地方大学など出身の方や, GPAが低く海外大学院の選択肢を諦めようか迷っている方, 社会人から博士課程に進みたいと思われている方を考えている. -
アメリカ学部在籍中に何してた?大学院進学の流れは?5名の大学院生たちの学部時代の活動と出願プロセスを大公開!
アメリカの大学と日本の大学とでは学期の始まりと終わりの時期はもちろん、学生が4... -
XPLANE SoPライティングメンタープログラムについて(+2020年度実施報告)【活動紹介】
昨年8月、海外大学院出願の際に必要な書類の1つであるStatement of Purpose (以下SoP)の執筆支援制度「XPLANE SoPライティングメンタープログラム」を立ち上げました。これはSoP執筆のためにアドバイスをもらいたい出願予定者と、後輩のために執筆支援をしてくださる留学経験者のメンターをXPLANEコミュニティ上でマッチングし、出願に向けてSoPドラフトを練り上げていくプログラムです。 本記事では昨年度の実施報告も兼ねて、本プログラムを簡単に紹介したいと思います。昨年度プログラムに関わってくださった方も、今年度海外大学院の受験を考えている方も、現在留学中で後輩の大学院留学を支援したいという方も、ぜひお読みください。 -
アメリカ学部留学生のアメリカ大学院受験~目指せ! 移動時間から解放された社会~【海外大学院受験記2021-#12】
こんにちは!この2021年5月にUniversity of Wisconsin-MadisonのEngineering Mechanics with Astronautics Option専攻を卒業し、秋からUniversity of Illinois Urbana-ChampaignのDepartment of Aerospace EngineeringのTran Research Groupで修士/博士課程に進学する湯淺幹久です。国内大から海外大学院出願をする人が多いと思いますが、今回はアメリカの学部から同国大学院に出願した場合、どういった感じになるのか私の経験を共有したいと思います。内容としては、専攻を変えて出願する人達の手助けになれたり、これからアメリカ大学院受験する人の心理的ハードルを下げたりできればと思います。 -
見えないモノを見ようとして米国博士に出願した【海外大学院受験記2021-#11】
2021年秋より米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)の博士課程に進学し化学を専攻します、岡部と申します。現在は東工大の修士課程で生命科学を専攻しています。海外大学院受験を志している方々にとって有益なケーススタディとなればという思いから、この体験談を執筆しました。