海外大学院受験記2022– category –
-
海外大学院受験記2022
海外PhDで基礎医学を学ぶという選択肢【海外大学院受験記2022-#12】
こんにちは。現在、英国University College LondonのOptical Biology PhD Programme 1年目で平和中島財団奨学生の黒田澄哉と申します。私のバックグラウンドは医学で、神経科学について更に深く学びたいと思った私は、学部6年の昨年冬に海外PhDプログラムに出願し、今秋にUCLに進学しました。 ここでは私自身の経験を踏まえた後輩たちへのgeneralなアドバイス、出願先を決定する際に用いた評価基準や戦略、進学先決定後〜留学までの期間の過ごし方などについて簡単にまとめました。同じようなバックグラウンドや興味を持っている人たちの少しでも参考になればと思います。 -
海外大学院受験記2022
10年越しの夢に向けて!人事ホテリエ、2度目の社会人留学挑戦記【海外大学院受験記2022-#11】
立教大学観光学部を卒業後、新卒からホテルに就職し、先日まで国内のホテルにて人事としてお仕事をさせていただき、この夏からペンシルバニア州立大学の博士課程へホスピタリティ経営学という分野でホテル×人財育成を研究対象として留学予定です。 ホスピタリティ経営学という学問が日本ではやっと認知されてきた状況でまだまだ知られていない学問だということ、学生→社会人①→修士号留学→社会人②→博士号留学と、社会人留学を2度経験するにあたって、社会人になってからも何度でも挑戦が効く場所があるということ 上記二つを少しでも知っていただける機会があればと思い、僭越ながらこちらを寄稿させていただきました。 -
海外大学院受験記2022
生物工学系PhD進学へ至るまでの紆余曲折【海外大学院受験記2022-#10】
2022年秋からアメリカのUniversity of Pennsylvania (以下UPenn) Bioengineering PhD programに進学します、山田啓介と申します。海外大学院の受験記は出願に関するあれこれが多いですが出願周りについては他に書く機会もありそうなので、ここでは敢えて趣向の異なるエッセイを書こうと思いました。PhD進学に至るまでの紆余曲折を含む一連の道程が大学院受験だったという設定の、極めて主観的な話をしようと思います。 -
海外大学院受験記2022
日本MDからノルウェーPhDへ〜散々の失敗とバカらしく諦めない!〜【海外大学院受験記2022-#9】
公衆衛生・疫学がやりたい医師四年目(卒後四年目)です。今はどこかの大学病院で勤務医をしています。元々エンジニアになりたかったけれど、大学受験で色々な運命の悪戯があり現在に至っています。やっと数年かかってこの秋からノルウェー科学技術大学(NTNU)の博士課程(医学)に進学が決まり、希望していた海外就職、学位取得のスタートに立てました。成功体験ではなく、散々失敗したけれど諦めが悪かった話をしようと思います。 -
海外大学院受験記2022
小学校教員を辞めて、安全保障を学ぶためにワシントンD.C.へ!【海外大学院受験記2022-#8】
私は、現在都内で小学校の教員をしています。2019年3月に大学を卒業してから学校教員として働いているので、ちょうど3年間と3ヶ月社会人を経験しました。今回は、学校教員からキャリアチェンジのために、大学院留学をしようとする者の留学を志した理由から準備期間の話を記事にまとめました。上記のことを鑑みると、キャリアチェンジのために大学院に進学しようとする方々、特に、学校教員の方が教育以外の分野で大学院に進学されたい場合に参考になる記事であると思います。 -
海外大学院受験記2022
参考にしないでほしい !? 波瀾万丈の短期決戦、海外大学院PhD課程への道【海外大学院受験記2022-#7】
私は現在、東京大学理学系研究科の修士課程で気候科学を専攻しています。海外の大学院には修士1年時に出願し、この夏からプリンストン大学Atmospheric and Oceanic Sciences博士課程に進学する予定です。東大では修士号を取らず、中退して海外の博士課程に進学する形となります。 受験記として矛盾しているタイトルな気がしますが、出願時期もプロセスも珍しい部類におそらく入ると思うので、「こんな一例もあるんだな」と知って頂くことで、皆さんの海外院受験に対する心のハードルが少しでも下がれば幸いです。 -
海外大学院受験記2022
Twitterで見かけたスイスのPhD学生募集に修士学生が応募してみた【海外大学院受験記2022-#6】
はじめまして、Keigoです。国際基督教大学 (ICU)を生物学メジャーで卒業し、横浜市立大学生命医科学研究科に進学して理化学研究所(理研)で研究を行いました。2022年3月に修了し、5月からスイスのジュネーブ大学でPhDを始めました。タイトルにある通り、私はこのPhDポジションをTwitterで見つけて応募し、選考を通過しました。私のようにイレギュラーな形でも大学院留学が出来るということを周知したいと思い、この受験記を執筆しています。 -
海外大学院受験記2022
(コネ・研究業績なし+社会人+未経験研究分野での挑戦)ゼロから始める社会人PhD出願!【海外大学院受験記2022-#5】
こんにちは。2022年8月よりClemson UniversityのMaterials Science and EngineeringへPhD進学するRyo Kitamuraと申します。現在は日本の電機メーカーで研究開発業務に従事しています。進学先では、気候変動抑制の観点から、プロトン伝導性金属酸化物を使った水の電気分解による水素製造デバイス又は燃料電池という研究に従事する予定です。この記事では主に、「形のある業績がないけど海外大学院進学に興味があり、また過去の研究経歴と異なったテーマで博士を取りたいが実現可能かがわからない」や「何をどのようなタイムラインでするべきなのかイメージがつかない」と思っている方へ受験準備のイメージが読めば具体化できるようなものになるように執筆しました。 -
海外大学院受験記2022
二度の挫折を経てアメリカへー物理学徒の自由な楽園ー【海外大学院受験記2022-#4】
私は現在、中央大学大学院の博士課程に在籍しており、今秋からアメリカのイリノイ大学シカゴ校で物理学のPh.D.コースに進学(転学)をします。出願・合格にいたるまで多くの挫折を経験しました。挫折はどれもとても辛い経験だったのですが、得られた学びも沢山ありました。この場をお借りして、これから留学を目指している方や漠然と留学に興味を持っている方にシェアさせて頂きたいと思います。 -
海外大学院受験記2022
英国大学院で社会学修士:家庭内のジェンダー平等実現を目指して【海外大学院受験記2022-#3】
こんにちは!2022年9月からLondon School of Economics and Political ScienceのMSc Sociologyに進学予定のPink Shibaです! 僕は地方大学文系ということもあり、海外大学院進学をする人が周りに多くなかったのですが、本当に沢山の方の助けのおかげで第一志望群の大学院から合格をもらうことができました。 -
海外大学院受験記2022
東工大からスタンフォードへ!〜工学と医学を繋ぐ研究者を目指して〜【海外大学院受験記2022-#2】
2022年9月よりStanford University Bioengineering Ph.D. Programに進学する藤田創と申します。 東京工業大学にて学士・修士(専攻:生命理工学)を取得しました。進学先のStanford Universityは、世界トップレベルの研究競争力を有することに加え、医療機器の設計・開発に関する独自の教育プログラム (i.e., Stanford Biodesign) や起業支援プログラムを提供しています。これまでの専攻内容や研究内容を踏まえつつ、次世代のバイオエレクトロニクスとその応用を追究していく上で、Stanfordが私にとって最適な環境であることは疑い得ません。具体的な研究内容は未定ですが、医学部周辺の専門家とのディスカッションを通して解決すべき課題を明確にした上で、課題解決のための技術開発を工学部で模索していきたいと考えています。 -
海外大学院受験記2022
トップスクール乱れ打ちをしない海外大学院出願記【海外大学院受験記2022-#1】
慶應SFC修士2年、秋からMcMaster UniversityのDepartment of Psychology, Neuroscience and BehaviorでPsychology PhD Courseに進学する坂本嵩です。 McMasterはカナダ国内で5-6位の大学院、MIT, Stanford, (パブリック)アイビーなどの米国上位大学院に「格」としては劣ると言わざるを得ない学校です。それでも僕はこの進路に大変満足していますし、他の大学院からオファーを貰っていたとしてもここを選んだと思います(そもそも単願だったので知る由もありませんが)。 学校のランクよりも優先するべきものがあったのか?少しでも後進の皆さんの参考になればという想いを込めて、僕の留学動機や志望校選びを記そうと思います。
1