文責:今泉壮人、広瀬凜
毎年XPLANEコミュニティに参加している多くの方々が海外大学院に進学しています。進学者同士の横の繋がりを強固なものとするため、XPLANE slack コミュニティ内では同じ年度の海外大学院進学者限定のチャンネルを作り、実際に留学する前の情報交換だけでなく渡航後も様々な形で交流を深めています。そのような活動の一環として、この度2022年度に海外の大学院へ進学するメンバーの交流を目的とした、XPLANE活動開始以来初めてのオフライン・オンライン合同交流会を行いました。
本イベントは2022年度中(2022年4月〜2023年3月)に海外の大学院へ進学が決まっているメンバー同士、また現役海外大学院生との交流の機会として2022年6月25日(土)に開催されました。交流会はオフライン・オンラインのハイブリッド形式で行い、日本国内外のメンバーの繋がりを保ちつつ、オフラインの良さを生かした深い交流を生み出すことを目指しました。オフライン会場は池袋サンシャインシティのSunshine City SOLARIUMさんを貸し切り、オンライン会場はZoomを使用して、2つの会場で合計37名の方が参加しました。
交流会では、自身の研究内容や趣味がプリントされたTシャツを着てくるなど、各参加者のユーモア溢れる自己紹介が飛び交いました。オフライン会場の様子は数台のカメラで中継し、同時に会場のスクリーンには、楽しいコメントで盛り上がる副音声のようなオンライン側のチャットを映しながら進めました。SOLARIUMさんの音響・映像設備を最大限活用することで、最後の現役海外大学院生への質問タイムまでオフライン・オンラインともにスムーズで双方向性の高い交流が可能になりました。参加者に事前に自己紹介スライドを作ってもらい興味や関心を共有できていたため、雑談の時間ではオフライン・オンライン会場それぞれで会話に花が咲き、留学前から人の繋がりが生まれるきっかけとなりました。
<イベントの流れ>
- 代表挨拶
- 参加者自己紹介
- フリートーク
- 現役大学院生への質問タイム
- 集合写真撮影
イベント後の匿名アンケートでは、多くの参加者からイベントの満足度について5段階評価のうち「5(非常に満足)」という回答を頂きました。また個別のコメントでは以下のような感想がありました。
- 「現地とオンラインの接続のオペレーション(音声・映像の切り替え)が本当にレベルが高かったと感じました!顔も見えて、インタラクティブにストレスなく交流でき、本当に素晴らしかったです!」
- 「先輩にビザや生活面など細かい話について質問出来て良かった」
- 「自己紹介スライドにより個々人のキャラクターをしっかりと知ることができた」
- 「進学予定者や、卒業生などの話ができ、知り合えたことがとても楽しかったです。」
- 「留学経験者として参加しましたが、今までオンラインでしか交流のなかった皆さんとオフラインで会えて予想以上に仲良くなれました。また留学予定者の皆さんの熱意に感動しました。皆さんのこれからの留学が実りあるものになりますように、そしてXPLANEがこれからもこんなイベントをたくさん世界各地で持てますように」
その一方で、イベント運営の反省点・改善点はオフライン参加者が東京近辺在住者に偏ってしまったことです。理由としては、遠隔地からの参加希望者に対する交通費補助の周知が十分でなかったこと、また初の試みであるオンライン・オフライン合同の交流イベントのイメージを十分に共有できていなかったことが挙げられます。
結果として次回開催への要望も強く、引き続きXPLANEは来年度以降も海外大学院進学者交流会をオフライン・オンラインにて開催していく予定で、さらには東京以外での開催も視野に入れていきたいと考えています。
本イベント開催にあたり、米国国務省・在日米国大使館に助成金制度「米国留学促進 – 大学院プログラム」を通して多大なご支援をいただきました。感謝申し上げます。